承筋穴(しょうきんけつ)は、足の太陽膀胱経に属す第56番目の経穴である。
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1 部位
2 名前の由来
3 効能
4 その他
5 関連項目
部位[編集]
委中穴の下5寸、腓腹筋の最もふくらんだところの中央で、内側頭と外側頭の筋溝、委中穴のほぼ5寸に当たる。
名前の由来[編集]
承は両手を上にかかげて物を支える状態で受けることを意味する。下腿で体を支える作用が最も強い。筋は腓腹筋、ヒラメ筋のことである。
効能[編集]
下腿痛、膝?重、腰背拘急、痔疾、ジフテリアの転筋、アキレス腱炎などの治療に使われる。
その他[編集]
古典では禁鍼穴とされているが、刺鍼しても特に問題はない。
場所
ふくらはぎ(腓腹筋)の筋腹の最も太いところの真ん中にあるツボが承筋
効能
足のむくみをとる効果があり、足や腰のだるさなどをとるにも効果的なツボです。ふくらはぎのダルさ、足の疲れに効果的、また、腰から膝の裏にかけての痛みやダルさにも有効です。身体を支える力を強める効果のあるツボになります。
押し方
椅子に座り、両手でふくらはぎを抱えるようにして支え、中指を重ねて委中・承筋・承間・承山の順に左右それぞれ1?2分押し揉みしましょう。